2017年1月21日土曜日

鷹揚なベニヤ板

先月引っ越して来た部屋で、大きな絵を描くのに必要な最低限の準備がようやく整ったので昨日から大きな絵を描き始めた。近年は以前より若干小さくなったけど、それでも150cm/200cmくらいのサイズが描けるスペースが必要。先日も書いたけど、以前の部屋は床だったので汚さないように上にベニヤ板を敷いてその上で描いていた。引っ越して来た部屋は畳なので、どうしようか?と悩んだ末、やはりベニヤ板を敷いてみることにした。畳を外してしまおうか?とも思ったけど、大掛かりで面倒なので、取り敢えず畳の上に1cm厚のベニヤ板を敷き詰めてみる。わりと容易く手に入る範囲ではベニヤ板の最大サイズは長辺が最大150cm程度。部屋は変形六畳強の広さなので6分割して6枚のベニヤ板を敷き詰める事にした。土台が畳なので凸凹していて柔らかいし、1センチ厚のベニヤ板は結構歪んでいるので、敷き詰めてみても表面が波打ってしまってどうにも収まりが悪い。取り敢えず繋ぎ目は金具で固定して、しばらく板の上で生活していれば少しずつ馴染んで来るだろうと思って待つ事にした。ベニヤを敷いたのは昨年末。一ヶ月近く経ってだいぶ馴染んで来たみたいなので描き始める事にした。馴染んだとは云えやはり土台が畳なのでカチッと硬い手応えではなく、なんとなくフカフカした板の上で描く感じは慣れるまでは違和感がありそう。でもこの状況で楽しんで描けるように自分の感覚を変えてみようと思う。もしどうにも無理そうだったら畳を外す事を考えよう。