たまには絵を描く事について。カラーで絵を描く場合、自分が用意する絵の具は7種類。チタニウムホワイト、マースブラック、バーントアンバー、バーントシェンナ、イエローオーカー、ペイニーズグレー、フッカーズグリーン、(特に多く使う白と黒はペンキを混ぜて量を増やして使う)。上記順番を日本語で書くと、白、黒、茶、赤茶、黄土色、青灰、濃緑。風景、人物、静物、なんでもこの7色しか使わない。青系はペイニーズグレーと云う青っぽいグレーで代用して、赤系はバーントシェンナ(赤茶)で代用する。この7色に決めてもう10数年経っているので、あらゆる混ぜ方を試して来たけど、まだまだ未知の可能性があると思っている。
画材店に行って絵の具セットを買おうと思えば大抵は12色セットからで24、36と増えて行く。なので7色では足りないのでは?と思うかも知れないけど、って云うか全然足りないんだけど、 多分自分はその不足した中で「意図した色のように見える」ように描く事に興味があるのだと思う。色の重ね方、並べ方、濃淡の付け方、で燻んだ赤茶色を鮮やかな真っ赤に見せる事が可能だと思うから。更に云うと、鮮やかな真っ赤を意図して「鮮やかな真っ赤」の絵の具を塗るのは多分見当違いだと思う。それは云い方を変えると「調和」と「主張」について考える事に通じる。例えばとても綺麗な色の花を見たら、あれこれ絵の具を混ぜ合わせてその花と同じ色を作ろうとするよりも、なぜ綺麗に見えたのか?なぜその色が美しいと感じたのか?を考える方が、自分には面白いのだと思う。
話題を変えて、最近思ったどうでもいい事について。一昨年〜昨年辺りから、スーパーもコンビニもユニクロもセルフレジ?が急速に広まった。スーパーやユニクロには特に疑問は感じないけどコンビニはどうなのか?レジの兄ちゃんがボサ〜っと突っ立ってる前でモソモソと商品を手持ちの袋に入れつつ金をレジに投入していると、「分担作業のバランス」が取れていない気がしてならない。兄ちゃん側も手持ち無沙汰ではないだろうか?以前のレジに比べて釣銭を手渡しする際の誤差はなくなると思うし、手に触れたもののやり取りを減らす側面もあるかも知れないけど、他にどんな利点があるんだろう?少なくともレジの流れが迅速スムーズになっているとは全く思えないし、店員が他の作業に従事出来るようになっているとも思えないけど。、、そう云えば自分が子供の頃は「ポスレジ」やバーコードによる商品管理はまだなくて買う物の金額を一つずつキーで打ち込んでいた、あの頃は入力での誤差もあって釣銭渡しでの誤差もあった。自分も高校生の頃レジ打ちのバイトをしていて、ミスをしてレジ締めの時誤差を出すとマイナスだった場合自腹で補填しなきゃいけなかったから、レジ打ちにはとても気を使った覚えがある。そうか、やはりそう云うストレスを完全に無くす事が目的なのか?、、ともかくコンビニは変わり方が中途半端で店員が何もせずに目の前で見てるだけって状況を、店員とお客双方がもっと快適に使えるように改善するべきだと思う。
約3年前から使い始めたスマホ。ここ数ヶ月は毎月の引き落とし料金が¥150。月に500MB以下の使用だと基本料が¥0になるかららしいけど、そんなんで大丈夫なのか?と妙に心配。あまり出かけないので家のwifiを使ってる結果に過ぎないのだけど。
相変わらず1日40~50分程度の映画かTVドラマを鑑賞中。最近見始めて面白い(と云うと語弊があるけど)TVドラマ「AS WE SEE IT」 こう云う内容のTVドラマは自分が若い頃は作られなかっただろうと思う。精神障害(と簡単に括ってしまうのは良くないと思うけど便宜上)に対して社会がオープンになるのは良い事だと思うし、こう云うドラマが作られるようになったのはその小さな一歩かも知れない。本当に些細なきっかけで自分も誰でも、が同じ状況になり得ると知るのは大切だと思う。邦題よりも原題を直訳した方が好きだな。「私達がそれを見ると」
話は変わって、2月8日(火)〜2月22日(火)まで福岡県久留米市のLinen+roomと云うお店でイラスト展をさせてもらいます。よろしくお願いします。
西脇一弘 イラスト展 2022 Linen+room
福岡県久留米市瀬下町165-2
Open12:00 / Close17:00