2019年5月22日水曜日

イラスト展 5月22日(水)〜6月2日(日)

5月22日(水)〜6月2日(日)までキャトルセゾン町田展にてイラスト展をさせてもらいます。
小さなイラスト作品を多数展示しています。よろしくお願いします。

西脇一弘 イラスト展
2019年 5/22(水)~6/2(日) quatre saisons 町田店
OPEN / 平日10:00~21:00 土日祝10:00~20:30 (不定休)
東京都町田市原町田6-1-11 ルミネ町田 8F
Phone 042-739-3231
https://www.quatresaisons.co.jp/shop_list/id=142


2019年4月30日火曜日

区切られた風景


間もなく平成が終わる。とくに気に留めていなかったけど、今頃になって妙な感慨がある。元号に意味があるとは思わないけれど、区切られる事で一定の期間を意識するのは正月に似ている。正月も意味があるとは思わないけど自分のようにだらしなくなりがちな人間には区切りがあると気持ちを入れるのに少し役立っている(気がする)。

区切りからしばらく経って区切られた時間を離れて見られるようになると、僕らが生まれ育った時代を「昭和っぽい」と呼ぶように、平成が枠に入れられて、彩りと湿度を伴った「時代」として意識されるようになるんだろう。「平成っぽい」とはどんな風景だろうと想像するのは楽しい。この楽しさは政治、経済、風俗、流行などを基準にして考えるのではなくて、もっと個人的なボンヤリしたものだけれども。

sakanaの結成は1983年、ポコペンさんと出会って1stアルバムを録音したのは1987年だからまだ昭和だったけど、2ndアルバム「マッチを擦る」を録音したのが1989年(平成元年)でその頃から月に3~4回のライブをコンスタントに行うようになり次々に曲を作るようにもなって、ようやく活動が軌道に乗り始めた。だから一定のペースで活動を続けた期間はほぼ平成全体と云える。楽しい事もムカつく事も、充実した事も虚しかった事も、嬉しい事も悲しい事もあった。当たり前。

後ろなんて振り返らないぜっていう人は前だけ見てたくさん忘れものをすればいい。僕は若い頃から度々過去を振り返る。そして途方に暮れたり気を取り直したりする。平成がどんな時代だったのかなんてまだ見当がつかないけど、折に触れて度々想い返すのは間違いない。


2019年4月1日月曜日

イラスト展 4/1(月)~4/14(日)

sakanaのバイオグラフィを書こうかなと思いつつなかなか書き始められないでいるけど、イラスト展のお知らせをします。

4/1(月)〜4/7(日) 月光荘-画室2
4/1(月)〜4/14(日) 月のはなれ
でイラスト展をさせてもらいます。同じビルの1階が画室2、5階が月のはなれになります。画室2は展示用スペースなので大きい作品と小さな作品を取り混ぜて多数展示しています。月のはなれは飲食店なので展示数は少ないですが、とてもよい雰囲気のお店なのでくつろいで頂けると思います。
月のはなれ:104-0061東京都中央区銀座8-7-18 月光荘ビル5階 ☎︎03-6228-5189
http://tsuki-hanare.com






























ブログを更新しない間にSNSなどで度々目にした記事。内田裕也さんが亡くなった。僕はファンではなかったけど僕らの世代にはお騒がせな人として親しまれて?いたと思う。音楽は高校生の頃友だちの家でLPを何枚か聴いたけどあまりピンと来なかった。その後もおっかなそうなヘンな人としか思ってなかったけど、20代半ば頃に「10階のモスキート」と云う映画を観て俳優としてはとても味わいのある人なんだなと思った。謹んで哀悼の意を表します。その少し後、萩原健一さんの訃報。

ピエール瀧さんがコカインで捕まった事についてやたらとたくさん投稿を見た気がする。年齢、立場、責任、を問わなければ隠れてタバコを吸って見つかった高校生とそんなに違いは感じないけど、そう云うわけにもいかないんだろうな。無責任かも知れないけど僕は人を裁くような事は云いたくないし擁護する気持ちもない。やりたい人は勝手にやってればいいと思うけど。私感だけど、アッパーダウナー問わず麻薬類は元気、やる気、自信、上機嫌、リラックスした心地よさ、行き過ぎた鋭敏さ、等々の極端な「前借り」に過ぎないと思う。

作った人が逮捕されて作品が流通販売されなくなる事についても色んな言及を見かけた。そう云えば、sakanaの「locomotion」と云うアルバムはリリース後しばらくは流通していたけど12年前に流通は止まってずっと廃盤状態。その事について数年前、発売元のメモリーラブと云うレーベルから「思うところあってお前たちのアルバムはもう売ってやらない事にした」とメールで通告された。そのメールは今もパソコンの履歴に残っている。「思うところ」と云うのは、当時ドラムを担当していた鈴木君がsakanaを脱退した経緯が気の毒だったとか、ポコペンさんがsakanaのライブを撮影する約束を土壇場でキャンセルしたからとか云う内容だった。鈴木君が辞めたのは単純に鈴木君とは音楽的指向が合わなかったからでバンドメンバーの脱退にはよくある話。撮影のキャンセルは「気が進まなくなった」と云う、側から見れば気紛れな理由だったかも知れないけど。でもせっかく頑張って作った作品を「もう売ってやらない」などと云われる筋合いの話じゃない。逮捕されたわけじゃないし。でも僕らの云ってるのはせいぜい数万円規模の話。損害ナン億円とかの話じゃないから問題にはならない。詰まらない作品で詰まらない世の中。

なんて事を考えていたけれど作品を作る楽しさは今もちゃんと有るからよかった。今まで作ったものが全部詰まらなかったとしても、これから作る作品が面白いなら別にいいな。

追記:この記事をアップした翌日知人が知らせてくれたんだけど、アルバム「locomotion」の楽曲はアマゾンで現在も配信販売されているみたい。そうか、知らなかったな。「売ってやらない」と云っておきながらおかしな話。同レーベルからリリースした「blind moon」も配信販売されているけどもう7年以上売り上げ報告は無い。問い合わせたところで「報告するような売り上げはなかった」と云うのだろうから問い合わせる気はない。こうやって書いているのはなんでここまでコケにされなきゃならないのか?って愚痴を書いているだけで、別に「問題がある」とか「問題をなんとかしたい」と思って書いているわけじゃないんだよね。ただこのレーベルから配信されているsakanaの楽曲は買ってほしくないな。興味を持ってくれた人には本当に残念だけれど。

2019年2月18日月曜日

2/16~2/18 2019

2/16(sat,) 2019
相変わらず家に引き籠って絵を描く時間が多い日々。はたから見れば毎日同じことを繰り返しているようにしか見えないと思うけど、自分的には毎日が小さな試みや発見の繰り返し。僕は作品にグレーを多く使う。グレーはチタニウムホワイト+マースブラック+バーントアンバーの組み合わせとその比率で濃淡と色調を調整している。黒と白の組み合わせが明度を決めて、バーントアンバーの混ぜ具合で温度を決めていると云えば分かり易いだろうか?アンバーが少ないほど青みがかった冷たいグレーになる。背景などの広い面をグレーで塗る場合は大抵この組み合わせで作っているが、他にも補色関係の2色を混ぜた後、白を足してグレーを作ることも出来る。この場合は補色同士が互いの彩度を打ち消しあって濁った結果のグレーなので、広い面に塗る気にはなれないどんよりしたグレーなのだが、グレーに隣接して別のグレーを塗りたい状況の時に役立つ。さらに補色同士を利用する機会として彩度の調整に使う場合もある。例えば人物の血色の良い唇の描写にバーントシェンナそのままか僅かに白を混ぜたものを使う際、肌色のトーンによっては唇が鮮やかに強調され過ぎて調和を欠いてしまう場合があってそんな時、バーントシェンナを赤に見立てて 補色の緑(例えばフッカーズグリーンなど)を少し混ぜると彩度が少し鈍くなってうまく収まる。ここで注意したいのはぶつける補色はあまり性質の強いものじゃない方が上手く行く。緑の場合にフタロシアニングリーンなどを使うと緑が勝ち過ぎて元のバーントシェンナが黒っぽく濁ってしまうのでNG。他にも彩度を鈍くする方法は白や黒を混ぜてみるなどあるけど、自分には補色を利用するのは自然で馴染みが良いように感じられるので使うことが多い。こんな風に毎日がささやかな悩みと失敗と成果の繰り返しなのだ。



























2/17(sun,) 2019
2ヶ月前に初めてボリュームペダルを購入して、時々練習しつつ使い始めた。ボリュームペダルには結構な数の選択肢がありどれにするか迷った末、最もオーソドックスなBOSSのものにした。踏み代とボリュームのカーブの按配の使い易さとヤフオクで中古が5,000円で出ていた事が決め手になった。音質に拘る人にとってボリュームペダルの難点は構造上どうしても音質劣化が避けられない事で、音質劣化を最小限に止めようと開発された製品に人気があるのだけど、そう云うタイプはやたらと高価なので自分の選択肢には含まれなかった。しかし実際に使ってみるとやはり音質劣化は気になる。自分みたいに音質を大雑把にしか捉えていない者にも気になるくらい劣化するのだな。僕らが若い頃はエフェクター全般が使えば音が痩せる、劣化するのは避けられない事で、だからエフェクターを使う人にはそれなりの 工夫が求められたし、自分みたいにそれが嫌でエフェクターは使わないと決めている人も多かった。でも近年は殆どのエフェクターがトゥルーバイパスのスイッチを備えるようになったので昔のような音質の変化は生じなくなった。僕が近年エフェクターを使うようになったのはその所為だ。細かく云えばトゥルーバイパスのスイッチだって使わないよりは余分な接点通過が在る分、音質の変化はあるのだけど自分程度の耳だとその変化は「不具合」とまでは感じないって事。で、BOSSのボリュームペダルの音質劣化は自分にも気になるくらいだったので、さてどうしたもんか?更なる予算を投入してもっと性能の良いペダルを購入するか、BOSSのペダルを通過して劣化した音を「デフォルト」と捉えて調整して行くかが悩みどころ。

2/18(mon,) 2019
友達を誘ってsakanaを始めた時、僕は19歳で以降ずっとsakanaを続けて来たので「sakanaをしていない自分」は成人して以来初めてと云う事になる。そりゃまあいろいろ感慨もあろうと云うもの。近日中に1997年辺りまで書いてそれっきりになっていたバイオグラフィの続きを書いてみようと思う。別に関心のある人が居ると思ってるわけじゃないし、終了したsakanaについて今更知ってもらいたいとも思っていない。ただ自分の気分を了解させる為に書いておきたいのだ。そう云う意味ではいつもの日記と同じ。既に書いたものは20代から30過ぎまでの若い時期の事柄で、なんだかんだ云ってもシンプルで明るい内容だった。しかしこれから書くものはもっと嫌な出来事やネガティブな心情の描写が多くなるだろう。だからそう云うのを読みたくない人は読まない方がいいと思う。

2019年1月19日土曜日

1/14~1/18 2019

sakanaのホームページで続けていたpicture diaryが終了したので、このブログでdiaryを続けて行きます。今までは1回の更新でだいたい5日分くらいを纏めていたけど、ブログは更新の日付が残ってしまうのでヘンかな〜と思いつつ、今回は3日分を纏めてみます。

1/14(mon,) 2019
水曜日のライブに備えてスタジオで山際英樹さんとリハーサル。今回はツーマンなので山際さんとのデュオの持ち時間は1時間。前回演った曲を2曲削り、代わりに新しい曲を2曲追加。アドリブのループセッションは前回より短めの構成になると思う。前回も十分地味だったと思うけど、今回はさらに地味になる事は間違いない。

しかしメインアクトの中村まりさんがいつものように圧倒的な演奏を繰り広げてくれるだろうからきっとよいバランスになるだろう。

1/16(wed,) 2019
と云うわけで本日は下北沢leteにて「ギターはわらっている vol.10」記念すべき(って程でもないけど)10回目は、歌い手としてソングライターとしてギタリストとして大尊敬する中村まりさんにメインアクトをお願いしました。大尊敬していると云いつつ、中村さんのライブを聴くのは2年ぶりくらい。演者としての気持ちの解け方にまた一段と磨きがかかったと云うか、。本当に豊かな音楽だと思う。正しく音楽を愛して、正しく奏でる、1番当たり前で1番難しい事を飄々とやってのける後ろ側には、きっと正しくあろうとする人生があるんだろうな、と年寄りっぽい事を想いながら聴き入った。明るく幸せであろうとする事はなんとなく寂しい事だなと。

山際さんとのデュオは2回目。1回目はわりと楽しく演りやすい。2回目は難しい。前回よりうまくやろうっていろいろ考えてしまうからね。でもお互いそれを知っているので、うむ、ではどうしようか?ってなっている感じが面白かった。音数は少なめ、ミスは多め、内容の半分は長さの決まっていないセッションだったけど、演奏時間は時計を見ながら演奏していたかのようにピッタリ予定通りだった。終わった後の山際さんの一言「オレたち時間だけは守るね」

聴きに来てくださった皆さん、お世話になった皆さん、中村さん、山際さん、どうもありがとうございました。

























1/18(fri,) 2019
今年の5日からスマホを使い始めた。ヤフオクで旧過ぎない中古のSIMフリー端末を購入。今までのガラケーはauだったけど、予約番号もらってLINEモバイルに乗り換えた。料金プランから端末の選択、どんな手続きが必要かなど、あらゆる事をしゃしくえと云うバンドをやっている田中くんに教えてもらってスゴく助かった。と云うか契約後もLINEやインスタの使い方が分からないとか、文字入力のコピーペーストってどうやるのか?とか分からない度に訊いて教えてもらっている。田中くんの年齢は僕のちょうど半分。田中くんにしてみれば、父親からいろいろ質問されて説明しているような心持ちだろう。しかしこちらはただ友だちに訊いているような気分なんだよね。まあ僕は子供がいない所為もあるだろうけど、先に歳を取った側はそう云うもんだと思う。心は身体のようになかなか相応に歳を取れない。

さてようやくスマホを使ってみた実感。あんまり必要ないな、ネットは家で見ればいいし。スマホじゃないと出来ないインスタとLINEが出来るようになったのはまあよかった。それにガラケーより料金は安くなったしね。しかし画面が小さ過ぎて眼がスゴく疲れる。僕は一応眼を労らなくてはいけない仕事をしているつもりなのでやはり長時間の使用は無理。1日の終わりにスクリーンタイムを確認する。大体毎日トータルで20分くらい。内訳はSNS10分、残りの10分は知り合いのブログを読んだり、オークションを物色したり。


























2019年1月3日木曜日

仕舞われた心

毎年元旦二日は穏やかな日が多い(関東では)。三日目辺りで少し天気が悪くなったり寒くなる事が多い気がしていたけど、今年の三が日は同じように穏やかな天候だった。

昨年いっぱいで34年続けたバンド活動?を終了した為、自分の心の中ではとても感慨深い年末だったけれど、やっている事は全くいつもと変わりなかった。

もし世の中の全ての人が自分の心の内を行動に晒け出して生活していたら世の中はさぞ賑やかで騒がしいだろうなあ。でも人の心はたいてい大切にその人の中に仕舞われている。

音楽を奏でたり絵を描いたりするのは、仕舞われた心を垣間見せる行為のように思われているけれど、果たしてそうなのか?むしろ自分でどこに仕舞ったか分からなくなった心を探す行為じゃないかな?と自分は思うのだけど。

例えば戦前のカントリーブルースなどを歌詞を読みながら聴いていると、その内容は誰かに想いを吐露しているようでありながら、自分に向かって歌っているようにしか聴こえない。もちろんそうではない大きなビジネスとしての大衆音楽もあるわけだけど、自分はそういう「自分にむかって」歌っているような音楽に惹かれる。その静けさと正直さに。

逆に云えば自分で自分を煽っているような音楽や絵にはあまり興味が持てない。


2018年12月9日日曜日

年末

先日の岡山でのイラスト展に展示したいと思っていたけど、結局期間中に完成が間に合わず諦めた絵があった。急ぐ必要がなくなって数日放置していたけど、ちゃんと完成させておこうと思って今日出来上がった。そのうちどこかで展示出来る機会があるといいな。

音楽を作ったり絵を描いたりしていると、ひとつの事に囚われて思い詰めてしまう事がある。ずっと四六時中その事ばかり考えている間は決して解決しないのに、もうダメだ〜と諦めて手放したら、「な〜んだ、そういう事か」とあっけなく解ったりする。これって他の事柄全般にも通じるよね、きっと。思い詰めている間って、物事をロマンチックに考え過ぎてるんだと思う。そこから一旦離れてみれば、身も蓋もない現実が見える。「な〜んだ、そういう事か」って思うのはちょっと寂しいけどね。