2019年10月29日火曜日

イラスト展 2019 秋

ここ2ヶ月くらいは青山でのイラスト展の準備をする時間が多かったけど、ようやく終わってホッとしました。昨日から始まっています。おかげさまでいい感じだと思います。よろしくお願いします。

10/28(mon,)~12/4(wed,) 青山 CAY
西脇一弘 イラスト展 2019「FACES」

東京都港区南青山5-6-23スパイラルB1F
https://www.spiral.co.jp/topics/cay/faces

営業時間:LUNCH 11:30~17:00 / DINNER 18:00~24:00
土・日・祝日 12:00~23:00

アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」
B1出口前もしくはB3出口より渋谷方向へ1分

*DMの郵送をご希望の方は送付先をメールでお知らせください。

























今回の小さい作品の中にマーク・ゴンザレスの散文の一部を描き写した絵が2枚ある。34歳頃に出会った文章は以来ずっと好きで、折に触れて絵の中で描かせてもらっている。以下の引用は絵に描いた部分だけの抜粋。

























「僕の持っている本全部に落書きしたかった。それは僕が本の中の写真を全部見終わってからの話だよ。だって僕にはそこに何が書かれているのかよく分からなかったから、時々僕はページの上に指を置いて書かれている単語を一語一語線のようになぞって読んでいるふりをしてみたけれど、先生はだまされなかった。先生は頭がいいからね。先生たちは誰が賢くて誰が馬鹿なのかをちゃんと知っているんだ。でもね、『僕が何者か』って事は誰にも変えられないんだよ、、、」
マーク・ゴンザレス 1998 Apr.San Francisco


























とは云え、11月も12月も別の場所でイラスト展があるので、そんなにゆっくりはしていられない。年末にはレコーディングもしたかったのだけどちょっと難しいか、。




2019年10月17日木曜日

風の音

何も出来ず申し訳ないですが、台風被災地域の安全と復興を願います。

いつまでも暑いなと残暑に辟易していたら、台風が通過してあっという間に晩秋のような寒さ。おかしな気候が近年は「普通」になってしまったので誰もわざわざ言葉にしなくなったけどやっぱりヘンだと思う。あんまり寒いので押し入れから電気ストーブを引っ張り出したら、随分汚れているので分解掃除をしようと思ったんだけど、表面の金網を外すのがやたらと面倒な構造になっていて、見事に全部バラさないと掃除出来ず、ストーブ相手に格闘していたら自力で暑くなった。子供の頃を思い出す。小学生の頃って寒いと外に出て取り敢えず暴れたよね、暑くなるから。

相変わらず部屋で絵を描く時間が多い毎日。猛烈な台風が通過している最中も風の音を聴きながら絵を描いていた。古い安普請の窓枠は吹き飛んでしまうんじゃないかと気が気でないけど、絵を描いている最中はそれさえ忘れている。バカなのか?

毎日独り部屋に引き籠って真夜中に絵を描いていると、あまりの静けさに暗闇の底に居るような気分になる。独房に居るようだ。こんな事を書くのは被害に遭われた方達に不謹慎なのは分かっているけど、台風はそんな毎日に訪れた乱暴で騒々しい曲芸師のようだった。嵐の騒音は静寂を際立たせる。

話は変わって、肌寒くなってくると林檎の季節。最近は夏の終わりから出回っているけど、やっぱり林檎は秋から冬に収穫されるもの。今は最も多くの種類(銘柄)が出回る季節。つがる、シナノスイート、秋映、紅玉、ふじ、その他、。ふじ以外は殆ど今の時期の短い間しか食べられない。なかでも秋映はスーパーで売られている期間がとても短いんだけど一番好き。毎日食べている。(あ、上記は近所のスーパーでの話なので、地域によっては違うのかも知れません)