相変わらず引き籠って絵を描く時間が多い日々。
緊急事態宣言が延長になってライブの予定が延期になり、現時点では具体的なライブの予定がひとつもないのが寂しい。なにか予定を入れられるように考えよう。
オリンピック開催を巡って会長の不適切発言がSNSで話題になった。ホントに云ったのか?とにわかに信じられないような無神経な内容。
でもこう云う発言が公の場で平然とされていた時代ってあったよな、と自分は覚えがある世代。もちろんその頃だってこんな事云う奴はクソ野郎だと思ったに違いないんだけど、こう云う「物言い」が当たり前だった時代は確かにあった。この「物言い」って、もっと細かな日常の会話にもあって、だから若者からすれば「おっさん、おばさん」連中は皆無神経でズレてるって事になったりするよね? でもそれは心根で「無神経でズレてる」かどうかではなくて言葉の選び方「語り口」が問題の場合も多い思う。
あと、若い頃に何かしら成功をおさめた人やとても充実した楽しい時期を過ごした人の方がその時代の「語り口」に囚われ易いような気がする。へんな云い方だけど社長っぽいって云えばいいのかな。
以前には当たり前だった無神経だったり偉そうだったりする物言いが、時代の変化、モラルの変化に伴って、無神経な問題発言になるのは善い事だと思う。そんな「当たり前」の中で傷つきながら歳を取って来たおっさんもおばさんも老人もたくさん居ると思うし。でも同時に歳を取れば余程意識していない限り、世の中の動きや常識に疎くなるのは仕方がないとも思うけど。
「問題発言」を単純に時代や年齢や時代錯誤の所為にし過ぎてはいけないと思うんだな。それはその人自身の人間性、価値観の問題。そうじゃないと過去をただ貶めるだけになってしまう。それにしても、83歳で第一線で采配を振るうのはどうかしてる。
話は変わって、2月6日(土)〜2月14日(日)まで大阪のnoji+でイラスト展をさせてもらいます。よろしくお願いします。
西脇一弘 イラスト展 2021 @noji+
noji+:大阪府池田市鉢塚1-10-3-201