2019年12月11日水曜日

それは美しい眺めであったか?

もうすぐ始まる大阪でのイラスト展の準備で相変わらず部屋で絵を描く時間が多い毎日。2日位前に随分冷え込んだ日があった。僕は夏冬問わずエアコンが苦手なので、冬は小さな電気ストーブだけでやり過ごす。手が悴むような日は、電気ストーブを間近に置いて作業すると絵の具がストーブに温められて異様に早く乾いてしまうので作業がやり難い。いろいろと難しいところ。

以下の日程で大阪 noji +でイラスト展をさせてもらいます。

12月14日(土)~12月22日(日) 大阪 noji +
「西脇一弘 イラスト展 2019」
大阪府池田市鉢塚1-10-3 ドーン秋山2-A
アクセス:阪急池田駅 / 徒歩12分

大きな人物画を6点、A3サイズの版画風作品を20点くらいと小さなイラストも幾つか展示する予定です。よろしくお願いします。

版画風の作品には描きながら思い付いた短い文をいつも書き込んでいる。別に大した意味はなくて、なんとなく絵と言葉が補い合う様子を思い浮かべて楽しんでいる。今度展示するものから3点添付します。


























I'm a big tree.
I live very lengthily.
What do you tell me about?
I hear everything.
Nothing is answered.

私は大きな樹です。
とても長く生きています。
あなたは私に何を語りますか?
私は全てを聞いていますが、
何も答えません。

























I should behave thoughtfully.

私は思慮深くふるまうべきである。






















When a wind reaches the sky across a sea.
It's my future that I came into your vision.
Was that a beautiful view?

風が海を横切って空に到達する時、
あなたの眼に映ったのは私の未来。
それは美しい眺めであったか?