今日から10月。今夜の月はとても明るい。中秋の名月だそう。でも今日みたいに明る過ぎる月よりも、出ているのに気付かないような静かな月が美しいと思う。とは云えこれは夜に灯りを取るのが容易な現代人の感覚だろうな。夜がしんしんと暗く灯りが貴重だった頃は、明るい月がさぞ頼もしく心踊る美しさだったのだと思う。
些細などうでもいい不満を幾つか。僕はパスモを持たず未だに小銭で切符を買って電車に乗っている。しかしひと月前にどうしても駅構内のコインロッカーを使う必要があり、今は小銭使用不可でパスモを使うしかなくて買った。でも電車に乗るには使わずにいた。先日新宿で小田急線からJRに乗り換える際、JRへの直通改札が切符では通れなくなっていて乗り換えがとても面倒だった。こうやって仕方なくパスモに変えざるを得ない状況に持って行くなら最初っからもう小銭は使えませんってスッパリ変えてほしい。そしたらすぐ諦めるんだから。パスモが嫌いなのは料金を前払いさせられるシステムだから。それが僅かに得だとかそんなの関係ない。
10年ぶりくらいで国勢調査が来た。以前は3年に一回くらい来ていたけど、無作意に選んでいるらしいからたまたまだよね。コロナの影響で対面での回答が出来ないので郵送かオンライン。ならばオンラインでと思ったら、ウチのパソコンのブラウザでは非対応だった。スマホで出来たので別にいいんだけど、こう云う事ってもっと融通が利くようにシステムを作れないものなのかな?給付金申請の時も同じ事を思った。10年落ちのパソコンを騙し騙し使ってる貧乏人は給付金ももらえないっておかしいよね?まあ、オンラインで出来なければ郵送すればいいんだけども。
楽器や音響機材の国内最大の安売り店「サウンドハウス」。僕はまだ小さな安売り店だった1992年頃から愛用していて、カセットテープMTRやshure-SM57、安価なMIDIキーボードなどを購入していた。要するにその頃からマイナーな宅録ミュージシャンにはありがたい店だった。その後A-DATからDAWが普及してそれなりのクオリティの音源が自宅でも作れるようになって「宅録」は予算のないマイナー音楽家だけのものではなくなった。むしろ宅録普及によって大きな録音スタジオや製作予算を持っていたレーベル等の方が打撃を受けただろうと思う。そして最近「サウンドハウス」は配信のシステムを詳しく紹介しながら、必要な機材をいろいろと紹介する記事をサイトに載せている。簡易な配信システムならマイナー音楽家が個人で必要な機材を揃えるのはそれほど難しい事ではなく、昔宅録を普及させたように、今度は誰もが手軽に配信ライブなどを出来るように紹介している。きっと昨今たくさん売れるんだろうと思う。こうやって配信も資本とノウハウがなければ出来ないものではなくなって行くならそう云うのはいいなと思う。サウンドハウスさんはただ商売熱心なだけだろうけど、。