「相手の尊厳に対する貴方の度量が、貴方の尊厳を作るのだ」
名言だと思うけど誰の言葉だったかな?
音楽は誰の尊厳も傷付けないものであってほしいと思う。
話は変わって、サウダーヂな東京でのイラスト展、おかげさまで無事に終了しました。足を運んでくださった皆さん、お世話になった皆さん、どうもありがとうございました。
「相手の尊厳に対する貴方の度量が、貴方の尊厳を作るのだ」
名言だと思うけど誰の言葉だったかな?
音楽は誰の尊厳も傷付けないものであってほしいと思う。
話は変わって、サウダーヂな東京でのイラスト展、おかげさまで無事に終了しました。足を運んでくださった皆さん、お世話になった皆さん、どうもありがとうございました。
小学生の頃、先生が国語の授業で唐突にこの詩を教えてくれた。子供心に、空を見上げた時の、この行き場のない想いは大人になってやがて老人になっても変わらないんだなと、印象に残った。
「雲」
もうお前は忘れてゐるかもしれないが
あの時頬かむりをして
開墾地の隅で泣きじゃくってゐた子供が
私だよ 雲よ
あのとき茜色だったお前が
見る見る光を失って灰色に沈み
夕べの空にとけてしまったのを
いつまでも見てゐたのは
私だよ 雲よ
お前は忘れたかもしれないが
五十年たってもあのときの涙が
まだ乾かないのだ 雲よ
更科源蔵
変わらないどころか、追憶は年齢と共に磨かれて深い輝きを増す。
ささやかななんでもない事が特別な事になって、
特別だと思っていた事は何処かへ消えてしまう。
昨日何の気なしに聴いた笹倉慎介さんのシンプルな歌が素晴らしかった。
「いきさつ」
街はずれのビルを抜けて
一度だけ入ったきりの店や
誰かが手をかけた庭や
確かに二人が暮らしたアパート、、
https://www.youtube.com/watch?v=0vFi9G6fGOM
年齢を重ねながら、いろんなものを捨てて、
もう自分は空っぽになってしまうんじゃないか?と心配になった時、
きっと人は一番豊かなものを手にしている。
先日ショーン・コネリーが亡くなった。僕は007は観た事ないし、映画にも全然詳しくないので顔さえよく知らなかったんだけど、数年前になんとなく気紛れで観た「小説家を見つけたら」と云う映画で初めてどんな人なのか知った。夕暮れ時の薄暗い室内に佇む姿が妙にスター然としていて、たぶんサリンジャーを模したような隠遁生活をおくる偏屈な小説家と云う役柄には不似合いなくらい颯爽としていた。へぇ〜、この人がショーン・コネリーなのか、確かに風格あるな〜と思った。サリンジャーが好きなので映画は面白く興味深く観た。そう云えば確か音楽はビル・フリーゼルが担当していたと思う(違っていたらすみません)。それも良かった。たった1本の映画で知っているだけだけどとても印象的な人だった。
僕は映画スターに興味を持った事はないけど、スターと呼ばれる人はやはり多くの人を惹きつける分かり易い魅力を放っている。ヒット曲と同じでとてもキャッチーだ。キャッチーさは追求し過ぎると身も蓋もないものになってしまう。そうならない様に、明るい分かり易さの中に何処か掴みどころのない「隠された品の良さ」みたいなものがあるといいんだと思う。悪い事も太陽の下で悪びれずにやってしまう感じと云ったら変かな?マルチェロ・マストロヤンニにも似た印象がある。どちらもスターの王道。
話は変わって、11月6日(金)〜20日(金)まで代々木上原のサウダーヂな東京と云うお店でイラスト展をさせてもらいます。大きな人物画と風景画、小さな版画風の作品などを展示します。よろしくお願いします。
*もしDMをご希望の方はメールで送付先をお知らせ頂ければ郵送させてもらいます。
11/6(金)~11/20(金) サウダーヂな東京
西脇一弘 イラスト展 2020
サウダーヂな東京
営業時間:月火水20:00~ / 金土日15:00~(期間中限定)
東京都渋谷区上原1-32-5 ロイヤルテラス-202
phone:03-6407-9989
The other side where my destination is your memory.
Please stay here with me forever.
私の行く先は貴方の記憶の彼方。
いつまでも私と共に居てください。