先日ショーン・コネリーが亡くなった。僕は007は観た事ないし、映画にも全然詳しくないので顔さえよく知らなかったんだけど、数年前になんとなく気紛れで観た「小説家を見つけたら」と云う映画で初めてどんな人なのか知った。夕暮れ時の薄暗い室内に佇む姿が妙にスター然としていて、たぶんサリンジャーを模したような隠遁生活をおくる偏屈な小説家と云う役柄には不似合いなくらい颯爽としていた。へぇ〜、この人がショーン・コネリーなのか、確かに風格あるな〜と思った。サリンジャーが好きなので映画は面白く興味深く観た。そう云えば確か音楽はビル・フリーゼルが担当していたと思う(違っていたらすみません)。それも良かった。たった1本の映画で知っているだけだけどとても印象的な人だった。
僕は映画スターに興味を持った事はないけど、スターと呼ばれる人はやはり多くの人を惹きつける分かり易い魅力を放っている。ヒット曲と同じでとてもキャッチーだ。キャッチーさは追求し過ぎると身も蓋もないものになってしまう。そうならない様に、明るい分かり易さの中に何処か掴みどころのない「隠された品の良さ」みたいなものがあるといいんだと思う。悪い事も太陽の下で悪びれずにやってしまう感じと云ったら変かな?マルチェロ・マストロヤンニにも似た印象がある。どちらもスターの王道。
話は変わって、11月6日(金)〜20日(金)まで代々木上原のサウダーヂな東京と云うお店でイラスト展をさせてもらいます。大きな人物画と風景画、小さな版画風の作品などを展示します。よろしくお願いします。
*もしDMをご希望の方はメールで送付先をお知らせ頂ければ郵送させてもらいます。
11/6(金)~11/20(金) サウダーヂな東京
西脇一弘 イラスト展 2020
サウダーヂな東京
営業時間:月火水20:00~ / 金土日15:00~(期間中限定)
東京都渋谷区上原1-32-5 ロイヤルテラス-202
phone:03-6407-9989
The other side where my destination is your memory.
Please stay here with me forever.
私の行く先は貴方の記憶の彼方。
いつまでも私と共に居てください。